建設業の型枠大工

皆さんは大工の仕事をよくご存知かと思います。

大工と聞くと、家等の建築現場にいて、よく主に木工に携わっている職人をイメージしますが、実際には大工の仕事はこれだけに止まりません。

建築に関していろいろな分野を専門とする職人、大工がいるのです。

ここではそんな皆さんがちょっと知らない大工の話をしてみたいと思います。

先ほど触れたように、建築の仕事に携わる大工はその全てが、大工イコール木工ではありません。

実際にはいろいろな作業を専門に行なう大工がいます。

ここで紹介する型枠大工と呼ばれる大工もその一つです。

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型枠について

皆さんは型枠をご存知でしょうか。

型枠とはコンクリートを打ち込み、成型するための枠組みであって、仮枠とも言います。

ここで紹介する型枠大工は、その名の如くコンクリート打込み用の型枠を作りこむ大工のことです。

建築の世界には皆さん疎いと思いますので、この型枠がなければコンクリートを使う作業はままならない、とまで言ってもいいでしょう。

というものについて紹介します。

この型枠ですが、勿論頑丈でなければなりません。

この型枠が頑丈でないと、コンクリート重量のために変形したり破壊したりすることが有ります。

従ってそういうことがないように単管(鋼管)と鎖、支持鋼管を使って外側から圧縮力、もしくは下方から支持力をかけるといった作業が必要になります。

この型枠を作る場合、一般には細かい造作よりも、いかに速く仕事を行うかが勝負だと言われています。

具体的な目安としては、一日あたり10平方メートル程度だとも言われています。

また打ち放し等表面仕上げの精度が要求される場合には、塗装合板等を使いますが、型枠大工の技量は勿論ですが、それを支える左官・土工・監督との技術連携が大きく成否を左右すると言われています。

この型枠つくりに関しては、戦後朝鮮半島から技術が伝わったと言われています。

当初は型枠大工と言う専門職ではなく、家屋大工を組織して鉄筋の作業までを行っていましたが、RC造と呼ばれる鉄筋コンクリート造の構造体型枠パネル専門の大工として発展してきました。

ちなみに型枠に使われる木材、材料ですが、現在は主に東南アジアで生産されている通称コンパネとも呼ばれるラワン材をメインとする積層パネルと、それに補助桟とも呼ばれる木材とを使って型枠パネルを組み立てています。

ちなみに現在地球環境問題が世界的に注目を集め、森林伐採にも厳しい目が向けられています。

特に東南アジアでの森林伐採問題は、このコンパネに必要な南洋材を世界各国向けに生産、輸出していることが主な原因となっています。

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